DIARY ブログ

MAYLife

ITOSHI ASANO
My family's personal upbringing situation.

我が家の個育て事情

命めぐみです。

 

今日は我が家の子育てについてお話ししていきます。

 

うちの子供たちはとても自由です。

 

基本私は、「彼らが選ぶことに間違いはない」と思っているので全て肯定します。

何かを頼まれれば到底無理、ということでない限り受け入れます。

けれど私も我慢はしません。子供達も我慢はしません。

だからこそ基本的に、お互いのしたいことにNo!は言わないし、丸ごと肯定されているといつも感じているのかもしれません。

 

その中でも、娘の性格にはいつもとっても感心させられます。

お風呂大嫌い/おしゃれ大好き、勉強大嫌い/学校大好き、自分に自信ない/すごく堂々としている、とてつもなく優しい/言いたいこと言う、基本だらしない/基本すごく真面目、

とまあこんな感じで、本当に面白い娘です。

 

先日の話なのですけどね。

娘はチアリーディングを習っているのですが、大会後の良かったところ/悪かったところをノートに書く作業が大嫌いなので、まだ大会は2週間先なのに、「あーもうあれだけがまじで嫌だから今から書いちゃおう!」と、自分のパフォーマンスを予想して、いや、設定して(笑)書いていました。

 

よかったところ:チアスマイル

悪かったところ:足があまり上がっていなかった

 

娘:「足あんまり上げないでおかなくちゃ^^」

 

私:「…もう、あんた最高だね。大好き。」笑

 

この間も、

お風呂大嫌いな娘は、理由として、「服を脱ぐことがめんどくさい!」ので、

ついに服を脱がずに湯船に入りました。

真面目な娘は、「いい?」と聞いてくるので、

「いいよ。」と言うと嬉しそうにいつものようにジップロックにスマホを入れて持ち込んでいきました。

 

しばらくすると、「ママ〜!」と呼ばれたので行ってみると、

「服脱ぎにくいから手伝って。」と。

 

「濡れる前の方が脱ぎやすかったんじゃない?」と聞くと、

「だってあの時はめんどくさかったんだもん。」

「確かにね^^」笑。

 

先のことを考えて、今のうちに嫌なことを済ませておく。という事も、

先のことを考えないで、今楽な方を選ぶ。という事も、両方できてしまう彼女ですが、

 

そのどちらの選択も、『今の気持ちを大切にしている』と感じます。

 

「何でもOKのスタイルって、子供は甘えちゃわない?」と聞かれることがありますが、私はそれの意味がわかりません。笑

 

私のスタンスによって子供が変わる?そんなことがあるでしょうか。

いや、正確には影響を受けることがあってもそれは必要だからじゃない?と言いますか。。

 

私は、基本娘の宿題は半分やらされるので笑、面倒臭い時は「宿題やらなくていいんじゃない?昨日も一昨日もやったじゃん。」と言います。笑

しかし娘は、「やだ!やる。」と言ってヒーヒー言いながら自力でやります。真面目です。

 

甘える環境があるからと甘えてしまっても、甘えたままだと自分が苦しくなります。例えそこで、「ママが甘えさせたからこうなったんだよ!」と言われても、人のせいにしてしまっている自分がまた苦しくなる時が来ます。そうやって、「全ては自分が選んでいるんだ。」ということを学んでいくのではないでしょうか。

 

これは親から子に対しても、同じです。

 

”子供がいるから自由にできない”という環境があるから「自由にしたいことは出来ない。」としていても、制限したままだと自分が苦しくなります。例えそこで「あなた達がいるから私はしたいことが出来なくてもいいのよ。」と思っても、子供の存在に自分の行動を起因させている以上また苦しくなる時がきます。そんな親子関係は、上手くは行きづらいですしね。そうやって、「全ては自分で選んでいるんだ。」ということを学んでいきます。

 

私には、私がどうしたら子供のためになるか、なんて事はわかりっこありません。

私が”どうしてもらってきたか”、という事が私を創り、”こうして欲しかったのに”という事も私自身を創りますが、それがどう子供に影響するかなんてわかりません。

どうして欲しいか、は人によって違うからです。

 

私が娘の宿題を手伝うのは、私もしてもらってきたからだけど(高校の読書感想文は母作です笑)、でも「それが嬉しかったからしてあげたい」わけでも何でもない。

 

けれど一つだけ大切なことがあるとしたら、

 

全ての存在はそれが親であっても子であっても、その時、「自分だけの心のままに選択をする自由があるということ」、その尊厳は誰にも邪魔されるべきでない。ということです。

 

人の尊厳を尊重していれば、必ず自分にもそういう環境が与えられるし、

自分の尊厳を尊重していれば、必ず人の尊厳を尊重できるような心が育ちます。

 

いつも大切なことを教えてくれる子供達に、

私の尊厳を守り続けてくれた両親祖父母に、

ありがとう^^ですね。